私は非常にもったいないことをしたと後悔していることがあります。
筋トレ2年目でここまでの最大の失敗と言えるかもしれません。
それはここまで
ほぼ全く自分のカラダを自撮りしてこなかったことです。
それを自覚したのは、たまたまブログネタの企画も兼ねて『エブリ懸垂』をスタートすることを決心した時でした。
やるからにはビフォーアフター比較用に背中の画像を撮影しようと思い行動した時です。
長女に背中の撮影をお願いして、思い出しました。
過去に一度だけやはり長女にお願いして背中の撮影をしたことがあったことを。
過去の画像を遡ると4ヶ月以上前の背中の写真がありました。
今と4ヶ月前に撮影した画像と比較したら、少しですが確実に変化が感じられました。
驚きと嬉しさと反省と喪失感。
様々な感情が湧いて来ました。
導入が長くなりました。ブログ執筆時現在の画像と4ヶ月前の画像はこの記事の最後に貼ってありますが、アラフォーのおっさんの背中ですのでみたくない人はスルーしてください。万が一気になる方いましたらついでにササっと記事にも目を通していただけたら幸いです。
ボディメイクにおける自撮りの必要性
現状把握から理想の体型をイメージ
自分の背中見たことがありますか?
私は無かったです。
当然基準になる過去の記録もありませんでした。
やはりそこは目を背けず、しっかり把握しなければいけないです。
把握しなければこの部分をこうしたい、大きくしたい、絞りたいというイメージも持てません。
結果モチベーションも上がりません。
ボディメイクは本来こうなりたいというイメージを元にそこから逆算していく感覚があるはずです。
ただ目の前の種目、メニューを淡々とこなす作業だけじゃつまらなくて飽きてしまいます。
そもそもの自分の背中の今の形を意識できずに、筋トレ中の体の動きや、筋肉のイメージなどできるはずがありません。
見えない部分、見えにくい部分こそ自撮りは必要であり、その効果は大きいです。
過去との比較
過去との比較は大切です。
ではどう比較するのでしょうか。自分の曖昧な記憶と感覚ですか?
背中は自撮りしなければ見えませんが、体の前面側は毎日簡単に確認できます。
しかし逆に毎日見てるため、見慣れてしまって自分の体の少しの変化に気づきにくくなってしまうということもあり得ます。
やはり『現状把握と理想のイメージづくり』だけではなく
この『過去との比較』でも、定期的な自撮りとその振り返りが効いてきます。
同居してる家族が1年で10kg痩せても実感しにくいですが、1年ぶりにあった友人が10kg痩せてたらハッキリわかりますよね。
ボディメイクに励む自分の変化に敏感になること。
たとえ少しでも自分自身の頑張りに、小さな結果に、自分自身が気づいてあげられる最大限の努力をすること。
それもまたボディメイクの重要な要素だと思います。
過去との比較は継続のモチベーションになります。他人からは気づかれないレベルでも、それが自分自身でしか感じられないような僅かな変化でも十分です。1週間後の自撮りでは何の変化も感じられないかもしれません。でも数ヶ月、半年では明らかに変わります。ということは1週間でも変化は起きているはずです、短期間で変化に気付けたらラッキーくらいの感覚でいきましょう。
成長速度の体感イメージを身につける
筋肉の成長はびっくりするくらい緩やかでスローです。
しかし自撮りを継続することで、その感覚をよりリアルに持ち、期待と現実のギャップを埋めることは可能です。
より地に足をつけた成長イメージを持てるようになるはずです。
焦らず着実に、時間がたてば必ず目に見えた成長が待ってると信じられるようになります。
それが筋肉の成長速度を、自撮りを活用して身につけるということです。
とはいえ筋肉は同じペースで発達するわけでもないはずです。新たな種目を取り入れたり、コツを掴んだり、意識を変えたり、筋トレや休養の配分を変えたり、いろんなきっかけで成長が加速する感覚がある時期もあったりします。そういう変化も定期的に自撮りしていれば逃さず記録でき、今後のさらなる成長の好材料となるはずです。
改めて理想形、成長後のイメージをもつ
現状把握から理想を持ってトレーニングを重ねても、なかなか全部が思ったようには成長しないものです。
それでもトレーニングを続けていれば、必ずはっきりと変化したところもあるはずです。
自撮りをしていればそこに気付けます。
そこでメニューや重量、頻度などの見直しを図って、理想のイメージに近づくためのアプローチを変えていくわけです。
この段階では、もうやれば変化していく確信できる自信がついてますから、あとは考えて修正していくことになります。
筋トレ自撮りのコツ
記録のコツ
基本的にはスマホで十分です。
お手軽カンタンに、時短でできることが継続のコツです。
フォルダ作って、そこに種類別、部位別に画像放り込むくらいです。
あとは勝手に時系列で並ぶので、過去画像からの変化を元に色々と修正改善していくことになります。
なるべく同じ画角で同じカメラで同じ背景で(スマホで十分)
ごちゃごちゃした背景だと比較する時わかりにくいので場所は選んで、なるべく良い定位置を見つけましょう。
私の場合ですと自室のカーテンの前、これが一番比較しやすい分かり易い画像が撮れると判断しました。
同じポーズでとか、三脚置く位置も決めるとかキリない話ですが大切なのは続けることです。
記録は動画が良いのではないかという考えもわかりますし、検討はしました。今のところ静止画の方が比較しやすい、取り扱いに時間も手間もかからないという結論です。
撮影ペース、何パターン記録するか
個人的には1ヶ月に1度で十分だと思いますが、毎週、2週間など様々な意見はあるかと思います。
パターンに関しては、あくまでもカラダ全体を写すのがベストです。
前から、後ろから、横からくらいで十分です。
私の場合は背中強化中なので、後は背中くらいじゃないでしょうかね。
後は各々の強化ポイントを狙って腹筋頑張るなら腹筋にフォーカスするとかでも良いとは思います。
筋トレ開始から間もない人こそ絶対今すぐ自撮りするべき理由
スタートから1年目や2年目が一番成長するし変化がわかるから
一般論としてそう言われているようです。
筋トレ開始から1年ほど続くと言わる通称『ボーナスタイム』です。
初心者は伸びやすいですし、私のようなアラフォーのおっさんでもそうでした。
だからこそ、この一番オイシイ時期を逃さず記録に残した方が、BeforeAfterの記録はよりパンチの効いたものになるはずです。
それは、その記録は絶対宝物になりますよ。
あとになって当時の自分の変化や頑張りが見返せるというのはモチベーション維持にも役立ちます。
ビフォーアフターの画像は自分自身の自信の源泉に変わるから
継続する力、目標設定とそこへの筋道、筋トレの時間を作る時間管理、習慣化するまでの努力や日頃の食事管理そのすべての能力を、ざっくり言えば自己管理能力を見た目だけで証明できるって凄くないですか?
『自信がつきます』
よく『筋トレのメリット』として目にすると思います。
そこまでの過程の記録は、その自信をより強固なものにするでしょう。
きっと、どこまできたかより、どこからきたかが大切だから
重要なのは自分の原点や出発点と決めたところからの成長です。
筋トレやボディメイクは、決して他人との比較ではありません。
比較するのはいつだって過去の自分、それを明確にするための自撮り記録です。
筋トレはいつも過去の自分との戦い、挑戦の連続です。
自分の成長に100%フォーカスできれば周りも気になりません。
最後に、この記事のきっかけとなった画像です
背中画像4ヶ月の変化
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本人コメント
2020.4の時点は筋トレ開始8ヶ月目です。
自撮りを見た感想は正直自分の中ではなかなか良いじゃんってのが第一印象でした。
でもこれと比較する対象が無かったので、まあこんなもんかで終わってました。
この頃は特に胸トレの反応が良かったので、なんとなく背中もがんばろうくらいの感覚で4〜8月現在まできてました。
何のイメージもなく漠然としたトレーニングでした。
でも2つの画像を比較すると自分は変化を感じます。
大きく2点で、くびれた部分から脇下への体のラインの角度が変化してる。
後は、特に腰回りの脂肪が少し落ちてシャープさが出てること。
漠然と背中を分厚くボリュームを付けたいと思っていたのに、その辺は全く変化を感じないなという印象です。
この角度でなかなか厚みはわかりませんけどね。
ここは考えて改善していきたいです。
脂肪が落ちてるのは、多分食生活の改善です。
会社の食堂でのメニュー選択の見直しと休憩時間の間食の見直しです。
それ以外は何も変えてないので、それしかないはずです。
これが求めてきた変化ではないけれど、やはり変化はしてるんだなというのが正直な感想です。
筋トレ開始時点の0ヶ月の背中の画像を撮影しとくべきだったと、猛烈に後悔してます。
以上になります、ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。